八王子市 第25回都市景観セミナーを開催 「意外と知らない屋外広告物の基本とこれからの話」
八王子市では「第25回都市景観セミナー」を2月21日午後7時より、八王子市生涯学習センター(クリエイトホール)で開催した。 「都市景観セミナー」は平成15年度より、八王子市民の皆様とともに都市景観について考えることを目的に開催している。 今回は八王子市の景観審議会委員であり、多摩美術大学の田口敦子名誉教授を講師に招き、「意外と知らない屋外広告物の基本とこれからの話」をテーマにまちなかでよく見かける屋外広告物に着目し、屋外広告の目的、歴史、景観形成、デザインなどの講演を行った。 はじめに主管である八王子市まちなみ整備部まちなみ景観課の平田龍二課長より、都市景観セミナーの目的・魅力あるまちづくりを市民の皆様と考え、子供たちの景観学習なども行ってきた旨、まちなみ景観課の業務内容など挨拶を述べた。 田口先生の基調講演に入り、(1)屋外広告の目的とは、(2)屋外広告とは、(3)広告の歴史は屋外広告物から始まる、(4)景観形成と屋外広告のあり方・デザイン、(5)広告の目的を活かす「デザイン」の要素、(6)メディアの多様化と新しい表現技法、を市民の方がわかりやすいように、昔の絵巻や木彫り看板、街路灯のバナー広告、ニューヨークのデジタルサイネージなど、写真により詳しく解説され、関心を深めた。
〒130-0014 東京都墨田区亀沢1-17-14 (屋外広告会館)